4月29日(木) 鳴門のメバル釣り

シーズン終盤になって ようやく食いが上向いてきた鳴門のメバル。

シラサエビのエサで良型が連で揚がっている。


メバル日和となれば,大漁が期待できるはず…であったが

明け方まで雨,そして風の予報。

昼に向かって風はおさまってくる予報だが,

あてにならない春の天気予報なので,過信は禁物。


この方がとなりにいることだし…(笑)



夜明け頃 風速は14m!!

エサ釣りが成り立たない爆風ですがな。



明け方荒れている予報だったので,今日は出船時刻を遅らせて

7:00出船。


風もいくぶん収まったようで(風速5〜6m)

これくらいなら何とかなりそうだ。



先日来の南風で太平洋側の漁場は海が白くにごっている。

鯛ラバなら中止になる潮の濁り。


昼間のメバル釣りは少しの濁りなら歓迎だが,

濁りがきついと潮がゆるんでもメバルが巣穴から出てこないので ダメ。


淡路よりのポイントで釣りを開始するが,すぐに風が強まってきた。

ブルッと当たるが 何か変。



やはり メバルにあらず。

メバルではなく マアジがあちこちで揚がっている。


今日はメバル釣りなんだから,あなたじゃないでしょう と言ったら


ブルッと本命のアタリ。

本日最初のメバルだが,あとが全く続かない。



あれれ?? さっきは穏やかだったのに,また爆風。

白波ボッコボコ。


しばらく流していたが,とてもエサ釣りができる状態にあらず。


北西の風からの逃げ場が少なく,他の船も飛島周辺の風裏に集まっている。



潮の色も悪く,反応もないので,瀬戸内側へ。

孫崎灯台下は波の高さ3m!!

潮が緩んでいるうちに戻ってこないと,午後の潮止まりまで帰れなそうにない。



港の前は いくぶんましだが,風はキツイ。

釣れるからここに戻ってきたのではなく,

他に行くところがないから戻ってきたという感じ。



厳しい現実を受け止めなければ…





アタリはない。




他の船も戻ってきたが,釣れている様子もない。



11:00を前にして メバル1匹!(船中8人でメバル3匹!!!)


釣りおっさんもメバルのアタリすらない。(アジたくさん?釣ってました)



だめだ こりゃ。


風は相変わらず10m以上吹いているし


仕掛けはくるくる絡むし,


船は常に大きく揺れているし,


アタリはさっぱりないし,


メバル釣り最低記録更新しそうな勢い。



正直 もうメバル釣りやめて帰りたいと思ったほど。





しかし その後の場所移動で いい漁場をあてたみたい。


久々のメバルのアタリ。


ブルッ…       ブルッ…        ブルッ…

3つは付いたな。

もう少し追い食いさせよう と思ったら 何と根掛かり。(泣)

せっかく掛かったメバルも仕掛けごと失ってしまった。



気を取り直し 新しい仕掛けをセット。

6本針仕掛けで追い食いを狙う。


仕掛け入れたら即ヒット。

ちょっと粘って3連成功。



これまでの苦戦が嘘のように 流すごとにヒットしてくる。

スカ流れなし。

単発なし。

2連 3連は当たり前〜



4連 5連と鈴なり連発。


風は相変わらず強いが,潮の濁りが いい方に効いたみたいで,

お日様てっぺん カンカン照りにも関わらず よく当たる。


前半戦の絶不調を取り戻すには十分な勢いだった。



13:00を回って 潮が変わってきた。

メバルが底に張り付いてしまったようで,少し早い納竿。


最初はどうなることかと思ったが,

後半追い上げて 何とかかたちになった。



水くみ樽に てんこ盛り。


終始 風速10m強の爆風に悩まされたが,

エサの選別&付け替え ,針の結び直し,枝のヨリ取り&交換,竿先の静止など

休む間もなく シラサメバルの基礎基本を忠実に実行し

短時間の時合いをものにすることができた。



大型はでなかったが(0.8号の枝をとばされること3回…)

24〜26cmの型揃い。

水温も上昇し,25cm前後であっても 引きも強烈。

竿先を一気に海中に引きずり込む。


冬から春(1月〜3月)にかけてのイメージが強いメバル釣りだが

ベストシーズン?は今かもしれない。



本日の釣果 メバル 〜26cm 52匹